【きっぷの枚数は?】
JRの指定席券売機や「みどりの窓口」できっぷを購入した場合、北陸新幹線と特急サンダーバードの指定席特急券は1枚にまとめられる形がとられています。ですから、金沢駅〜大阪駅間のきっぷを購入した場合、きっぷは2枚(新幹線特急券(金沢→大阪)、乗車券(金沢→大阪市内))が通常は発行されます。
【金沢駅、敦賀駅、大阪駅ほかでのきっぷの使い方】
<金沢駅>
金沢駅における新幹線のりば改札は1か所です。きっぷ2枚(新幹線特急券、乗車券)を自動改札機に重ねて入れます。すると、2枚とも出てくるので受け取り、ひとつ上の階にある新幹線ホームに上がって、北陸新幹線(敦賀行)に乗車します。ちなみに金沢駅には、北陸新幹線ががやき、はくたか、つるぎ全列車が停車します。
<北陸新幹線車内>
北陸新幹線は、指定席に乗車される場合、指定された席に座っていると、車掌さんが目視で確認してくれます。もし、きっぷの提示を求められることがあれば、きっぷ2枚(新幹線特急券、乗車券)を提示しましょう。
<敦賀駅>
敦賀駅は、北陸新幹線ホームが3階、きっぷを通す「JR線のりかえ口」改札が2階、特急サンダーバードが出発する33番のりば(在来線特急ホームのひとつ)が1階という構造になっています。敦賀駅での乗り換えの流れについては、以下の動画をご参照下さい。
【動画】「JR敦賀駅 乗り換え|北陸新幹線→特急サンダーバード(京都・大阪方面)」
北陸新幹線で敦賀駅に到着したら、まずは、エスカレーターなどで3階から2階に降ります。2階に降りたら「JR線のりかえ口」と記された案内表示の矢印方向へ進み「JR線のりかえ口」改札へ向かいます。
そして、その「JR線のりかえ口」改札の自動改札機に、きっぷ2枚(新幹線特急券、乗車券)を通すと、2枚とも出てくるので受け取って、そのまま直進します。すると、通路床に「特急サンダーバード」という文字とともに青色ラインが引かれているのが見えてきます。
その青色ラインの上を進むと、特急サンダーバードののりば(在来線特急ホーム:33番のりば)に誘われるようになっています。ちなみに、その青色ラインは途中で2手に分かれています。
手前のラインをは特急サンダーバード(1〜6号車)に向かう下りエスカレーターにつながります。また、その付近に、1階に向かうエレベーターもあります。
一方、青色ラインが2手に分かれる地点から奥に伸びる青色ラインを進んでいけば、特急サンダーバード(7〜12号車)に向かう下りエスカレーターにつながります。
ですから、特急サンダーバードに乗車する前に、どの号車に乗車するのかを把握していくことで、敦賀駅での乗り換えはよりスムーズになるということが言えそうです。
なお、敦賀駅の構内には道案内の駅スタッフさんが要所に立ち、乗り換えをされる方々の誘導にあたられています。万が一、現地で迷ったり困ったことが発生したりしたら、速やかに尋ねることを想定しておくことで、さらに安心できるかと思います。
特急サンダーバードは通常、33番のりばより出発します。行き先を確認した上で特急サンダーバード(大阪行)に乗車しましょう。
<特急サンダーバード車内>
特急サンダーバードは全車指定席です。指定された席に座っていると車掌さんが目視で着席を確認してくれます。もし、きっぷの提示を求められることがあれば、きっぷ2枚(新幹線特急券、乗車券)を提示します。
<大阪駅>
特急サンダーバードで大阪駅に到着したら出口改札へ向かい、自動改札機に乗車券を通すと回収されて改札外に出ることができます。新幹線特急券については、自動改札機に入れても入れなくてもOK。入れた場合は、回収されます。
<まとめ>
北陸新幹線と特急サンダーバードを乗り継いで、金沢駅〜大阪駅を移動するとき、きっぷは2枚(新幹線特急券(金沢→大阪)、乗車券(金沢→大阪市内))発行されます。金沢駅の新幹線のりば改札、敦賀駅のJR線のりかえ口改札においては、それらきっぷ自動改札機に2枚重ねて通して受け取る形をとります。
北陸新幹線、特急サンダーバード車内できっぷの提示を求められたときも、それら2枚を提示します。大阪駅においては、出口改札の自動改札機に乗車券を通して改札外に出ます。